ギーク男子録

暇な時に意見とかレビューとかを淡々と

アンドロイドは人間になれるか 感想

石黒浩さんの「アンドロイドは人間になれるか」を読みましたので感想を書いていきたいと思います。

 

この本は「マツコロイド」や「ERICA(エリカ)」などの人間そっくりのアンドロイドで有名な大阪大教授の石黒浩さんによる本です。この本はアンドロイドの研究などを進めていく中での所感や様々なことに対しての意見が述べられている本です。

僕個人が面白いと思った部分を幾つかまとめていきます。

 

「コミュー」と「ソータ」

「コミュー」と「ソータ」という対になっているロボットがあるそうです。このロボットは対話のロボットだそうですが実際のところロボット同士の会話の中で人間に問いかけてきたり、相槌を打ったりたしているだけなのだそうです。ですが、人間は会話しているように感じる、このことが人間って案外雰囲気のようなものだけで日頃も会話をしているのだなと感じました。

 

ロボットの店員

また、ロボットの店員をデパートの衣料品売り場に置き売り子となる実験を行ったそうです。その中では結構人間は信用してしまっているようで、そこにおいて何か良からぬことが起こる危惧があるとも訴えていました。このようなイメージは日本に多い特徴なのかなとも思います。日本のアニメのロボットはドラえもん鉄腕アトムなど人間の味方となり、信用のおける存在であるものが多いです。実際のところこの本の中ではこれからの利用の進むなかで、そういった多少間違う事例も出てくる中で、そういった完全の信頼は減る、とも書いてありました。ですが、これからロボットの利用が増えていく中で自分たちも気をつけなければとも思います。

 

この本はロボットという領域をも超えた人間とは何か、を考えさせられる本でもあります。機会があればぜひ読んでください。それでは、今日はこの辺で。